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2010年5月20日

外遊の行き先は赤松大臣の判断

口蹄疫が発生しているのに外遊に出かけた赤松大臣への批判が高まっていますが、19日の衆議院の外務委員会で自民党の小野寺議員がこの外遊に関しての質疑を行い、外遊の行き先は省庁の事務方が決めたのではなく、赤松大臣が決めたことを暴露しています。

質疑の内容は衆議院TVの19日のビデオライブラリの「外務委員会」→「小野寺五典(自由民主党・無所属の会)」で動画を閲覧できます。

その中で小野寺議員は、今回の赤松大臣のメキシコ、キューバ、コロンビアへの外遊は全く意味がない出張であることを説明し、以下の受け答えで外遊先を決めたのが事務方ではなく大臣だったことも引き出しています。

小野寺議員「武正大臣のお話によると、出張は各省がそれぞれ勝手に決めて行ったというお話だったと思います。さて、佐々木政務官にお伺いしたいんですが、この出張は、これは事務方から上げた問題なんですか? それとも、(赤松)大臣が行きたいと決めた問題なんですか? お答えください」

佐々木政務官「え~、お答えします。今ほど、外務の副大臣からお答えがありましたように、色々な検案がずっとありますので、ましては、あの~、コロンビアなどは、向こうから一度来日をされていただいている、というようなこともあって、検案が貯まったというようなことで、え~それは大臣の」

小野寺議員「大臣が決めたか? 事務方が決めたか?」

佐々木政務官「大臣の判断。事務方と両方ですが、大臣の判断です。最終的には」

小野寺議員「これは昨日確認したんですが、これは大臣の判断だと事務方は明確に言っておりました」

そして6分くらいからが必見で、

小野寺議員「私は、今回の出張の目的は、実はキューバのカストロさんに会いたい。もともと社会主義の先輩である、このカストロさんに会いたい。ただ、この一点のためにこの出張を作り、そして、私は残念ながら日本の、この口蹄疫で泣いている皆さんを振りきって、カストロさんに会いに行った、ということではないか? どう見ても、この日程を見てもですね、だってキューバとEPA、FTAを結ぶなんてありえない話じゃないですか? いったい何で、わざわざここに行って、このカストロさんに会いに行ったのか」

と、皆さんが思っていたことを言ってくれていますw

衆議院インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

投稿者 kenji : 2010年5月20日 14:07


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