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2007年7月15日

ダイナミックチャイナ

異常気象による大雨の影響でダムの水位が上昇し、ダムの岸辺に20億匹生息していると言われているネズミが住処を追われて近隣の農地を荒らし回っている中国の湖南省で、大量の殺鼠剤が散布され225万匹のネズミの死骸が確認された模様。

ちなみにネズミの死骸は焼却処分されず、現地の当局者曰く「伝統的な方法であり、全く問題ない」とそのまま埋めちゃうそうですが、大量に使用された薬剤による生態系への影響や、未だに国内で継続的に発生しているペストなど疫病発生の懸念は華麗にスルー?

この大量に発生したネズミに関してネット上では「ネズミは殺さず広東へ運んで食べよう」と冗談交じりで語られていましたが、やはりというか既にゲテモノ闇市場に持ち込んでいる業者がいるとのこと。

それにしても最近の中国のニュースを見ていると、この大量に死んだネズミの死骸を使って加工食品を製造し、一攫千金を狙う愚か者が絶対に居そうな気が…。

湖南:洞庭湖の鼠害、薬剤散布で225万匹の死骸
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0714&f=national_0714_004.shtml

洞庭湖のネズミ、すでに食べられていた!ゲテモノ闇市場で追跡調査―広東省広州市
http://www.recordchina.co.jp/group/g9722.html

ペスト
http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/page_i/i01-3.html

投稿者 kenji : 2007年7月15日 08:24


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