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2006年1月20日

中国エネルギー不足、悪いのは日本と韓国

広東省で深刻化しているエネルギー不足に関して、中国石油化工集団公司はインターネットサイトで「中国の需要増大を予期していた日本と韓国が2カ月も前に、天然ガスを大量購入したために、国際市場における12月の価格は異常高騰した」と、エネルギー不足の原因が日本と韓国であると主張した模様。

ちなみに、昨年11月下旬に北京で開かれたエネルギー関係の会議で、中国国家発展改革委員会エネルギー局の呉貴輝副局長は「中国はエネルギー生産大国で、国内のエネルギー供給の潜在力は大きいものである。ここ15年来、中国のエネルギーの総自給率はずっと90%以上保っている。」と述べているんですけどね。

それにしても、エネルギー政策の失敗を他国の責任にするとは、無計画な経済発展が原因で手のつけられない状態になっている環境破壊も他国の責任にしてきたりして。

広東エネルギー不足:石油業界紙「悪いのは日本と韓国」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000000-scn-int

中国高官、「中国のエネルギー需要の増加は世界の脅威とならない」
http://jp.chinabroadcast.cn/151/2005/11/29/1@53097.htm

投稿者 kenji : 2006年1月20日 12:17


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