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2011年1月21日

「とある飛空士への恋歌 5」読了

犬村小六の「恋歌シリーズ」最終巻の「とある飛空士への恋歌 5」を読了。

4巻が怒涛の展開でしたが完結となる5巻は派手な空戦も無く各キャラのエピソード的な内容で、はっきりと書かれていませんがおそらく前作の主人公だろう「海猫さん」も登場したりしています。

個人的にはもうちょっとページ数を増やし、ラスト近くのカルとクレアのエピソードをもっと深く書いて欲しかったり、カルとイグナの再会後のエピソードも書いて欲しかったのですが、どんな結末となったかは読んでからのお楽しみということで。

それと所々にナナコが書いた「空の果てのイスラ」からの引用文が載っていますが、最後の中に書かれている苦労話がなんか作者さんの実体験のような気がしちゃったのは私だけでしょうかね?

とりあえずこれで「恋歌」は終わり世界の形は明らかになりましたが、この世界に撒かれた『種子』とは何なのかが明らかになっていないので、この辺は次の世界観を同じくしたシリーズで解明されることを期待します。

投稿者 kenji : 2011年1月21日 12:14


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