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2009年12月27日

「"文学少女"見習いの、傷心。」読了

文学少女シリーズの最新作「"文学少女"見習いの、傷心。」を読了。

今回のお話は短編の「"文学少女"見習いの、傷心。」と、330頁くらいと読み応えが有った「"文学少女"見習いの、怪物。」が収められています。

文庫のタイトルにもなっている「傷心」の舞台は『月花を孕く水妖』で使われた姫倉家の別荘で、もちろんメイドの魚谷さんも再登場。前作「初戀」で心葉との間に壁ができてしまった菜乃が、心葉に言われたことを思い出しながら実行したとある出来事が印象的なお話でした。

んで、その後に控えている「怪物」ですが、こっちは外伝と言うよりも本編の続編といって良い感じの内容で、菜乃の文学少女としての成長も見れますが、心葉と琴吹さんの成長がすごく印象に残ったお話でした。

もちろんお約束ともいえる次巻への伏線が最後に書かれていますが、まさかあの娘が宣戦布告してくるとは、『見習いシリーズ』最終巻となる『"文学少女"見習いの、卒業。』の発売は『挿話集3』の次みたいですが、今からすごく楽しみです。

投稿者 kenji : 2009年12月27日 16:46


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