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2007年5月11日

今度は豚が…

中国の広東省で原因不明の疫病が発生し約800匹の豚が病死した模様。

中国で原因不明の疫病となると、パナマの毒シロップや米国の毒入りペットフード事件を思い浮かべますが、この原因不明の疫病も餌に毒物が混入したのが原因なのでは?

ちなみに中国は、有機化合物を添加した中国産の小麦粉が原料のペットフードを食べたペットが相次いで死亡した事件に関して、有機化合物を添加した小麦粉を米国に輸出したことを否定していましたが、8日になって中国の2企業が米国向けに有機化合物メラミンを添加した小麦グルテン粉を輸出していたことをやっと認めたそうです。

米国で問題となったペットフードは養豚や養鶏にも使用されていたらしく、ペットフードを食べた約6000匹の豚と約300万羽の鶏が米国の市場に流通してしまい、こちらも大問題になっていますね。

毒シロップ事件の方も、ディエチレングリコールをグリセリンと偽って出荷していた企業に関して「両企業は国家食品薬品監督管理局の監督の範囲内にない」と無責任なコメントですが、中国企業が出荷したことを中国外務省報道官室が発表した模様。

広東省雲浮市:豚の8割疫病で死亡
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/05/html/d93105.html

中国、メラミン添加認める 米ペットフード事件
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/51072/

人間は大丈夫?中国産小麦粉、食肉飼料に流用
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/50355/

食の安全学 番外編
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/167366/

投稿者 kenji : 2007年5月11日 00:35


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