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2005年12月16日

ES細胞は存在しなかった

クローン胚からES細胞を作り国民的英雄となったソウル大の黄禹錫教授の研究成果は捏造だったことが明らかになった模様。

ES細胞論文の共同著者である盧聖一ミズメディ病院理事長は、ハンギョレ新聞との電話インタビューで「黄禹錫教授チームの2005年<サイエンス>の論文の『患者に合わせた型の体細胞クローンのES細胞』はなかった」と明らかにし、数日前にサイエンス側に論文撤回を申し出ていたそうです。

また、MBCの『PD手帳』に黄禹錫教授研究チームの胚性幹細胞に関する論文は虚偽と情報提供したAさんの、クローン犬「スナッピー」とクローン牛「ヨンロンイ」もすべて偽物だという主張がどうやら本当だったらしいという情報がネット上で出回っていますが、クローン犬もクローン牛も捏造だとしたら国を揺るがす大問題となりそうですね。

盧聖一氏「黄教授の論文の幹細胞、実際は存在しなかった」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=70719&servcode=400§code=400

「黄禹錫教授のヒト胚性幹細胞、存在しなかった」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/12/15/20051215000076.html

「PD手帳」への情報提供者、結婚式の司式者は黄教授だった
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/30/20051130000004.html

投稿者 kenji : 2005年12月16日 00:04


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