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2005年11月12日

遺棄化学兵器視察、中国が中止を要請

既に何度も取り上げている遺棄化学兵器処理問題ですが、自民、公明、民主三党の議員団が今月下旬に計画していた現地視察が中国政府の要請で中止になった模様。遺棄化学兵器に関しての中国側の主張は滅茶苦茶で、日本政府の調査で20万~30万発と判明している遺棄砲弾数を200万発と主張したり、国際相場が2~3ドルのシラカバ伐採に100ドルを請求したり、日本が支払った作業賃金のほとんどをピンハネしたり、要員宿舎にスポーツジムやプールを併設したりなどやりたい放題で、中国側の要求を全て受け入れると最終的な日本側の拠出額は一兆円を超えるといわれています。もちろんこの一兆円は我々が収めている税金から支払われますが、そのうちの何割が役人にピンハネされるのか想像もつきません。

遺棄化学兵器問題 訪中議員団の視察中止 中国要請、棚上げ狙う?
http://www.sankei.co.jp/news/051111/morning/11iti001.htm

ちなみに20万~30万発の遺棄砲弾のほとんどは中国とロシア製で、旧日本軍の砲弾は極一部らしく、本来これらは中国政府が処理しなくてはならないものですが、河野洋平氏らが中国ととんでもない約束をしてしまったために血税が垂れ流されることになりました。今回の視察中止要請で分かるように、中国側は遺棄化学兵器問題に触れたくないようですが、政府は中国側に遠慮する事無くこの問題について中国政府とじっくりと話し合い、血税の無駄遣いを1円でも減らす努力をしてもらいたいものです。

中国遺棄化学兵器処理事業の実態2 ~中国の要望通りに垂れ流される血税~
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/50180765.html

中国での遺棄化学兵器の実態 ~村山政権が残した負の遺産の処理~
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/50158835.html

中国の化学兵器処理問題の真実   ~村山政権の罪~
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/26010798.html

投稿者 kenji : 2005年11月12日 02:30


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