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2005年10月20日

産経新聞、反日新聞をばっさりと斬る

産経新聞は20日付けのコラム『産経抄』で小泉首相の靖国参拝を『日本軍国主義の最悪の伝統を公然と奉ずる挙に出た』と主張するニューヨークタイムズを『これは中国か北朝鮮の新聞か』と批判。

そして、ニューヨークタイムズ東京支局に間貸ししている事と『ザ・レイプ・オブ・南京』を取り上げて、返す刀で朝日新聞もばっさりと。小泉首相が靖国参拝した翌日は、主要各紙が社説で靖国論を展開していましたが、国内紙では東京新聞が絶好調。主要各紙社説はmumurブログさんの18日エントリーに掲載されているので、そちらを読むと良く分かると思いますが、東京新聞は二日にわたって猛烈に批判し、特定アジアを生暖かく見守っている人達を驚かせました。

靖国参拝関連の主要各紙社説比較
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50159801.html

東京新聞だけが本日もしつこく靖国参拝に言及
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50161710.html

以下、産経抄を転載。


     小泉純一郎首相の靖国参拝をとらえ、「日本軍国主義の最悪の伝統を公然と奉ずる挙に出た」と主張する新聞がある。アジアに対し、「非道な爪あとを残した日本の暴虐を鼓吹している」とくる。これは中国か北朝鮮の新聞か、と考えがちだがそうではない。

     ▼その正体が、米紙ニューヨーク・タイムズの社説「無意味な挑発」だというからあきれる。モノをいわないと認めたと思われるから一言いう。同紙の通りなら、毎年、靖国に参拝する各国の駐在武官や在日米軍の将兵はみんな軍国主義者なのか。

     ▼政治指導者が、国のため犠牲になった人に感謝を捧(ささ)げるのは当然のことだ。靖国参拝はそれが日本の文化であって、互いに黙する礼儀を持つべきだろう。米兵が靖国で手を合わせるのは、武人としての礼を尊ぶ心の表れである。

     ▼同紙は先の総選挙でも、「日本の民主主義は幻想」とか「マスコミはみんな自民党路線」と論評した。ならば東京支局を間貸しする朝日新聞とても抗議をしたであろうと察する。願わくば、彼らのアンチョコが中国系米人女性アイリス・チャン氏の幻惑本『ザ・レイプ・オブ・南京』でないことを祈るばかりだ。

     ▼多くの欧米紙はもっと穏当であり、中国紙が意外に抑制されているだけにその異様さが目立つのだ。しかし、一部でも珍奇な論評がある以上、在米日本大使館は反批判の矢を放ってほしい。有力紙による偽史の流布ばかりは避けたいからだ。

     ▼中韓の受け止め方は彼らの流儀だから変えられない。首相の靖国参拝を二国間の最大案件にしてしまったのは、当の中韓だからだ。他方、国内世論は、首相の靖国参拝への支持が不支持を上回った。政府は自信をもって対中韓外交を進めるべし-である。

産経新聞も書いているように、靖国問題をここまで大きくしてしまったのは当の中韓で、引くに引けない状態になってしまっているんでしょうね。

産経抄
http://www.sankei.co.jp/news/051020/morning/column.htm

投稿者 kenji : 2005年10月20日 12:12


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