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2005年10月13日

『千里眼トランス・オブ・ウォー』読了

『千里眼』シリーズの最新作『千里眼トランス・オブ・ウォー』を読了。今回も前作と同じく主人公である岬美由紀の自衛官時代のエピソードがかなりのページを割いて書かれており、今まで語られていなかった両親の話や、何故戦闘機パイロットになったのかが明かされています。本編の内容の方は、時代劇の悪代官そのものの某大統領の補佐役に、宿敵である『メフィスト』の関係者が登場。せっかく『メフィスト』の関係者を出したのだから『メフィスト・コンサルティング』をもっと表に出して対決させた方がもっと面白くなったのでは?と思うファンも多いのでは?ちょっとナウシカっぽい終わり方でしたが、『千里眼』シリーズを読んでいない人でも充分に楽しめる内容で通勤時間の暇つぶしにお薦めです。ちなみに、『千里眼』シリーズ次回作は文庫用に書き下ろされた『千里眼とニュアージュ』で11月4日に発売予定。タイトル通り『蒼い瞳とニュアージュ』の一ノ瀬恵梨香と岬美由紀の競演作で、あのダビデも登場するというファンには楽しみな作品となりそうです。

投稿者 kenji : 2005年10月13日 09:10


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