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2005年10月 1日

根室市沖サンマ漁船転覆、大型タンカーが当て逃げか?

28日未明、北海道根室市沖でサンマ漁船が転覆し、乗組員7名が死亡した事故の周辺海域で同時刻にイスラエル船籍の大型タンカーが航行していたことが判明した模様。この大型タンカーが韓国の釜山港に入港した際に、海上保安庁から要請を受けた釜山海洋警察署が船体を調べ、左舷に衝突時についたと思われる30メートルほどの擦過痕を発見。擦過痕の一部に付着していた第3新生丸と同じ白色の塗料は採取され、航海日誌のコピーや航跡図と一緒に日本に送られるそうです。

当て逃げ疑惑のコンテナ船船長「衝突の認識ない」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051001it04.htm

当て逃げ疑惑のコンテナ船船長は「第3新生丸との衝突の認識はない」と語っており、コンテナ船を運航しているイスラエルの運送会社も転覆事故との関連を否定。しかし、第1管区海上保安本部は、転覆した第3新生丸から衝突相手のものと思われる塗料片を採取してあるので、鑑定結果が出れば言い逃れはできませんね。

漁船転覆、イスラエルの運送会社は事故との関連否定
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051001i111.htm

それにしても、この事故の一報を聞いた時、特定アジアを生暖かく見守っている人達は、2003年7月に玄界灘で起こった『第18光洋丸沈没事件』を思い浮かべたことでしょう。

玄界灘漁船「第18光洋丸」沈没事件と水産庁取締船「からしま」衝突事件とは?
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/1917/

相次ぐ玄界灘海難事故と日本のマスコミ
http://www.geocities.jp/genkainada_h15/

『第18光洋丸沈没事件』の時は、乗組員7名が死亡した大惨事だったにもかかわらず、相手が韓国船だと分かった途端にマスコミは事故を一切報じなくなり、マスコミが腐っていることを改めて思い知らされましたが、今回の相手はイスラエル船籍のユダヤ系企業の可能性も有り、またしても事故が闇に葬り去られてしまうのか見ものです。

投稿者 kenji : 2005年10月 1日 20:42


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