あしたのためのその1

 Ever Questを初めてプレイする場合、最初から気合を入れてキャラクターを作る必要は有りません。特別料金を払う必要があるLegendサーバーを除いた全てのサーバーに、8人のキャラクターを作成する事が可能なので、まずは適当に思いつくままにキャラクターを作成してみましょう。

 Ever Questは種族、職業、信仰によって難易度が変わります。簡単に説明すると、同じ種族であっても、選択した職業、信仰によっては同族から襲われる場合もあります。もし、あなたが邪神を信仰した場合、その邪神と敵対している神を信仰しているNPCに見つかった場合、街中でも襲われ殺される事もあるので、信仰はよく考えて選択しましょう。ちなみに信仰は種族/職業の組み合わせによって、ある程度は決まってしまいます。職業で善悪を分けると、以下のような感じになります。

中立
Cleric
Paladin
Bard
Beastlord
Druid
Enchanter
Ranger
Magician
Monk
Rogue
Shaman
Warrior
Wizard
Necromancer
ShadowKnigght

 次に、種族で分けると、このような感じになります。

中立
HighElf
WoodElf
Dwarf
Erudite
Gnome
HarfElf
Halfling
Human
Vah Shir
DarkElf
Troll
Ogre
Iksar

 この表の組み合わせを見ると、DarkElfのRogueを作成した場合、種族が悪なので、周りのNPCに襲われそうですが、DarkElfは、無信仰を選択出来る職業が多く、Rogueも無信仰が選択可能なので、無信仰のRogueを作成した場合、Humanの街Freeportに入っても、一部のNPCを除いて、襲われる事はありません。このように、職業=悪、種族=悪でも、信仰によっては襲われない場合もありますが、そのような事は少なく、Elfの島では、DarkElfというだけで、問答無用でNPCが襲ってくるので、初めてキャラクターを作成する際は、Evil系はなるべく避けた方が、良いと思います。

 ではちょっとしたアドバイスを:

  • Human、Eruditeは夜目が効かない為、日が落ちて暗くなると、街中でも遭難する恐れがあります。お試しキャラを作る場合は、夜目が効くElf系のキャラクターにするのが良いかもしれません。
  • Evil系種族やEvil系の職業(ShadowKnight、Necromancer等)は、NPCに襲われて死ぬ機会が多いので、注意が必要。
  • レベル10までは、死んでも装備付きの状態で、経験値を失わずに、BIND地点に復帰するので、レベル10までは、気兼ねなく死んで、生き抜く術を覚える。
  • レベル4までは、死ぬと食料と飲料が手に入るので、わざと自殺して、食料と飲料を入手する事も可能。
※分かりやすく言えば、レベル10までは、死んでも装備も経験値も失う事は無いので、戦い方を覚えたり、遠くまで冒険をして、地形を覚えたり、死にまくって、操作を覚える期間だと思ってください。
    BINDとは?
     BINDとは、キャラクターの魂を、Bind Affinityという魔法で、特定の場所に繋ぎ止める事で、キャラクターは死ぬと、BINDされた場所に復活します。
     魔法使い系のクラスは、Gateという魔法を唱えると、Bind地点へテレポートする事が出来ます。Bindの魔法はNecromancer/Wizard/Magician/Enchanterがレベル12で、Cleric/Druid/Shamanはレベル14で覚え、この7つのクラスは、Gateの魔法を覚えることが出来ます。
     ちなみに、この7つ以外のクラスは、GateもBindも覚えられません

 Bindを、自分で唱える事が可能なクラスは、一部の例外的な場所を除いて、何処でもBindする事が可能ですが、それ以外のクラスは、街と一部の許可された場所以外には、Bindをする事は出来ません。

 Bindの魔法は、同じグループメンバー以外に、唱える事は出来ないので、Bindを唱えられないクラスにかける場合は、グループを組む必要が有ります。また、ほとんどの街には、必ずSoulbinderというNPCが居て、このNPCをクリックしてターゲットし、「 bind my soul 」と話しかけると、その場所にBindしてくれます。

 Bindを唱える事が出来ないクラスは、街以外にBindする事は出来ませんが、Greater Faydarkなど、ゾーンの中に町が存在している特殊なゾーンは、町扱いになり、Bindをする事が可能です。また、一部の魔法のアイテムの中には、Bindの魔法が込められている物も有り、これを使うと、Bindを唱えられないクラスでも、Bindする事が可能になります。

 さて、まずはキャラクターを作成します。キャラクターを作成し終え、ログインすると、選択したクラスの、ギルドマスターの前に、キャラクターが現れます。


初期画面

 画面上には、無数のウィンドウが表示されているので、まずは画面の整理を行いましょう。この中で必要の無いウィンドウは、「Tips of the Day」と「Help」です。この二つは閉じても問題は無いので、閉じてしまいましょう。

 各ウィンドウは、タイトル部分を摘むと、持ち上げて、動かす事が可能なので、好みの場所に、ウィンドウを動かす事が出来ます。サイズの調整も可能で、ウィンドウの四隅にカーソルを重ねて摘むと、サイズを変更する事が出来ます。好みの場所に、ウィンドウを動かし終えたら、タイトルバーを右クリックし、その中の「Lock」を選択すると、その場所に、ウィンドウが固定されます。Lockをしておけば、間違って、ウィンドウを動かしてしまう事も、無くなります。

 キャラクターの移動は←↑→↓キー。[NumLock]を押すと自動前進。視点移動は[PageUp][PageDown]で上下。元に戻したい場合は[Home]で戻ります。このキー配置は、後で説明するオプションで変更可能です。ホイール付きのマウスを使用しているなら、画面上にカーソル置き、ホイールを回すと、視点が変更されるので、自分から見た視点で酔ってしまう人は、ホイールを回して、背後から見る視点に、変更してみて下さい。

視点切替 [F9]かマウスのホイール
モード切替 [F10]
マウス固定 [F11]
視線上へ [PageUp]
視点下へ [PageDown]
視点戻し [Home]
自動前進 [NumLock]

 もし、歩き回り、誤って池や海に落ちた場合は、[NumLock]を押して、自動前進モードにしてから、[PageUp]で少し上を向いて、泳がなければ、溺死してしまいます。水面に顔を出したら、陸地の低くなっている場所を探し、そこから上陸しましょう。上陸し辛い場合は、[PageUp]を押して、空が見えるくらい、上を向いて陸地の方向へ進んで下さい。

 ちなみに、Alt + [Enter]を押すと、フルスクリーンモードから、ウィンドウモードに切り替わります。ウィンドウモードからフルスクリーンモードに切り替える場合も、Alt + [Enter]です。ウィンドウモードに切り替えても、マウスカーソルはEQのウィンドウの中で、アクティブになっているので、[Shift] + [Alt] + [R]でマウスカーソルを開放してあげて下さい。EQの中にマウスカーソルを戻した場合は、EQのウィンドウをクリックして下さい。

 それでは、チャットウィンドウを増やしてみましょう。

 チャットウィンドウの、タイトルバー部分を右クリックすると、小さなウィンドウが開きます。その中の、New Chat Windowを、クリックしてみて下さい。すると、新しいチャットウィンドウが現れます。ちなみに、このウィンドウは、何個でも作成可能で、フィルターを使うことで、表示するメッセージを、自由に選択する事が出来ます。

 何個かチャットウィンドウを開いたら、次は各ウィンドウの配置を決めます。画面全体にゲーム画面が有って、邪魔だと感じた場合は、/viewportというコマンドで、ゲーム画面の大きさを決める事も出来ます。このコマンドは、画面左上のX、Y座標と、画面の横幅、縦幅を指定する事で、ゲーム画面の位置を、調整するコマンドです。言葉で説明するよりも、実際に画面と一緒に説明した方が、分かりやすいので、下の画像を見比べてください。


/viewport 0 0 640 480


/viewport 100 100 640 480


/viewport 0 0 800 600

 上の画像は、全て1024×768の画面サイズで、上から0.0座標に640×480のゲーム画面、100.100座標に640×480のゲーム画面、0.0座標に800×600のゲーム画面を配置したものです。このように、全画面表示以外の方法も可能なので、自分が一番使いやすいと感じるように、自由にカスタマイズしていきましょう。

 ウィンドウは、XMLファイルで作られているので、XMLファイルをカスタマイズする事で、オリジナルウィンドウを使用する事も可能です。下の画像は、プレイヤーが独自に作成した、オリジナルウィンドウの極一部です。画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。


 カスタマイズしたウィンドウの使用方法は、What is NewUI?を参照されたし。また先日のパッチで、新たにLoad a skinウィンドウが追加されました。

 OPTIONのGeneralタブ内の、[Load UI Skin]ボタンを押すと、ウィンドウが開き、フォルダ一覧が表示されるので、読み込みたいカスタムファイルが入ったフォルダをクリックし、[Load Skin]ボタンを押すと、カスタムウィンドウが読み込まれます。[Use INI]ボタンは、ウィンドウの位置情報を保存しているiniファイルを、使用するかどうかの選択で、デフォルトの状態だと、フォルダを変更しても、ウィンドウの位置はそのまま。解除した状態だと、読み込んだ際にウィンドウの位置が、初期状態になります。

[ BACK:あしたのためのその1 | TOP | NEXT:あしたのためのその2 ]