2009年7月30日
「剣の花嫁―山妖奇伝」読了
夏目翠の二作目となる「剣の花嫁―山妖奇伝」を読了。
デビュー作だった「翡翠の封印」もそうでしたが、読んでいる途中で「結末はこうなんだろうな~」と思ったとおりの終わり方で、ストーリーにもう一ひねり欲しいなと思わせる作品でした。
けど、この人の文章は好きなので多分次回作も買ってしまうと思います。
んで、「剣の花嫁」を読み終えたので、続いて積書の山から取り出したのは「ミミズクと夜の王」。
買ってからかなり放置していたのですが、読み始めてみたら作品の世界に吸い込まれてしまう面白さでもうすぐ読了です。
2009年7月27日
虹
午後に入ってから時々パラパラと雨が降る不安定な天気で、通り雨でちょっと気温が下がった会社のベランダで涼んでいた人が虹を発見。
久しぶりに見た虹は写真ではしょぼいですが実物は物凄く大きく、ちょっと感動しちゃいました。
2009年7月26日
「魔性の子」読了
そういえば読んでいなかったと気づいて購入した「十二国記シリーズ」のサイドストーリーである「魔性の子」を読了。
読み始めてみて「あれ? 読んだことある」と思ったら、プロローグが「風の海 迷宮の岸」の上巻と同じだったんですね。
「黄昏の岸 暁の天」の現実世界側の物語で、「黄昏の岸 暁の天」を既に読んでいて「祟り」の正体も物語の結末も知っていましたが、それでも滅茶苦茶面白かったです。
2001年以降新作が発表されていませんでしたが、昨年「丕緒の鳥」が新潮社の小説誌に掲載されたそうで、新作は講談社からではなくこの作品と同じ新潮社から出るのでしょうかね?
2009年7月25日
共通認識...
台湾には「ベトナム建国の父ホーチミンは台湾出身」という説があると中国のニュースサイトが伝えたところ、その記事に「韓国に毒された」、「やめとけよ。だんだん韓国人に似てきたぜ」など多くのレスが付いたそうですが、中国でも韓国起源説はかなり浸透しているみたいですね。
"ホーチミン台湾人"説...中国で「韓国に毒された」の声
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0724&f=national_0724_035.shtml
台湾人に「韓国人ですか?」と ・・・
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3600531
2009年7月24日
今更ながらエヴァ観ました
昼食を食べながらエヴァの話題になり、同僚も観ていないということで仕事帰りに三人で観に行こうということに。
会社から一番近い上演中の映画館は池袋でしたが上演開始時刻が中途半端だったため、池袋は諦めて会社を出てからタクシーを拾って新宿へ。
とりあえず事前情報は一切見ないでいたのでwktk状態で観れましたが、これは確かにもう一度観に行きたくなりますね。
2009年7月22日
「アイゼンフリューゲル」読了
虚淵玄ということで外れは無いだろうと購入した「アイゼンフリューゲル」を読了。
大空を舞う天空の覇者である龍の眷属。その眷属の中でも最高の速度を誇る『帝凰龍(カイザードラツヘ)』に最新鋭機『ブリッツフォーゲル』で挑む挑戦者達の物語。といった感じでしょうか。
冒頭でいきなり龍が出てきてファンタジーモノなのか?と思ったら剣も魔法も出てこないファンタジーとは正反対の、天空の覇者である龍をヒトの技術でぶっちぎることを夢見た技術者達のお話で、とりあえず今巻はプロローグ的な感じで主人公の過去を振り返ったところで次巻へ続くと。
普通に読んでも面白いのですが、航空機が好きな人が思わず「ニヤリ」としてしまう小話が散りばめられていて、読んでいて凄く面白かったです。
2009年7月20日
「とある飛空士への恋歌 2」読了
積んである本は放置して読み読み始めた「とある飛空士への恋歌 2」を読了。
1巻は『風の革命』により全てを奪われた皇子カルエルと『風の革命』の旗印であるクレアの出会いまでのプロローグで終わり、いよいよ本編開始と読み始めてみると今巻は学園モノで、ヘタレなカルエルが良い味出していてあっという間に読み終わってしまいました。
2巻目はこのまままったりムードで終わるのかな?と思ったら終盤でとある出来事が発生。そして言語学者たちが解き明かした未知の大陸を総べる「国名」。まさかここでそれが出てくるか!と思ったところで3巻へ。
終始学園モノだった今巻ですがこのまま学園モノが続いても良い出来で、このシリーズが終わったら学園モノのスピンオフを読んでみたいと思ってしまうほど面白かったです。
2009年7月18日
「GENEZ-1」読了
ヤングガン・カルナバルの深見真ということで作者買いした「GENEZ-1」を読了。
近代兵器しか出てこないヤングガンと違いこっちは遺伝子制御強化外骨格なんていうオーバーテクノロジーな兵器や「おいおい」と突っ込んでしまったファンタジーな人型兵器?が登場するなどちょっとぶっ飛んだお話で、なんとなくスプリガンを思い出させる作品?
ヤングガンやスプリガンが好きな人、アクションモノが好きな人にオススメです。
2009年7月17日
「とある飛空士への恋歌」2巻購入
何か新刊出ているかな~?と仕事帰りに書店に寄ってみたら「とある飛空士への恋歌」の2巻を発見したので手に取って、その隣に積まれていた「アイゼンフリューゲル」も手に取って見てみたら著者が虚淵玄で、この人の作品なら外れは無いだろうということでこっちも購入決定。
ついにでにコミックコーナーにも立ち寄って本日発売の「あずまんが大王 2年生」の合計三冊を購入。
そして通販サイトではLサイズが品切れだった「にんべんTシャツ」は有るかな?と高田馬場のユニクロを覗いてみたら在庫が有ったので三着買っちゃいました。
というか、この絵柄は和柄好きにはたまらないです。
2009年7月16日
「サクラダリセット」読了
帯の紹介文に釣られて購入した「サクラダリセット」を読了。
能力者が集う街、咲良田。記憶を保持する能力をもつ少年・浅井ケイと、「リセット」――世界を三日分、元に戻す能力を持つ少女・春埼美空は、「猫を生き返らせてほしい」という依頼を受けるのだが......。
と文庫の裏表紙に書かれている紹介文を読むと何の話か良く分からず、ラノベ+超能力ということで能力者vs能力者のバトルが有る様なぶっ飛んだお話かな?と思いながら読み始めてみたらバトル物とは正反対の、ちょっとミステリが入ったのんびりとしたペースで進む超能力物のお話でした。
物語の中では何気なく幾つかの伏線が張られていて、それらが回収される終盤のあのシーンは『僕は明日、たぶんひどいことをするんです』と言ったとおり読んでいて「本当にひどいよな~」と思いましたが、その回収の仕方は最近読んだ作品の中では一番上手だったかも。
伏線の回収の仕方も上手ですが登場人物も良い味出していて、特に猫娘の野ノ尾さんとケイとの会話の中で出てきた木のお話が凄く印象的で、これまた最近読んだ作品の中では一番気に入ったキャラかも。
んな訳で2巻目が物凄く楽しみです。
2009年7月14日
「とある魔術の禁書目録18巻」読了
このシリーズには珍しい上下巻の下巻となる「とある魔術の禁書目録」の18巻を読了。
ん~、17巻もそうだったけど新キャラの魅力がいまいちだったのと、レギュラー陣の扱いが悪いのか英国王室編はいまいちだったかも。
終盤で張られた伏線から19巻もローマ正教絡みのお話になりそうですが、個人的にはアクセラレータが主役の話が読みたいな~と思ったり。
んで、禁書目録を読み終えたので「サクラダリセット」を読み始めましたが面白いのであっという間に読み終わりそうです。
2009年7月12日
また買ってしまったorz
出かけたついでに書店によってふらふらと新刊を見ていたら、夏目翠の「剣の花嫁―山妖奇伝」を発見。
デビュー作でC NOVELS大賞受賞作の「翡翠の封印」がそれなりに面白かったので2作目も読んでみるかと手に取ってしまい、1冊買うならついでに面白そうなのをまとめて買うかとラノベコーナーへ。
そしてヤングガン・カルナバルの深見真の「GENEZ-1」と帯の宣伝文句が目に留まった「サクラダリセット」、そしてこっちは読んだことかが無かったなと小野不由美の「魔性の子」の合計四冊を購入してしまい、また未読の山が少し高くなりましたorz
都議選
とりあえず都議選の投票完了。
民主党は左右にぶれ過ぎているのと党幹部があれなのが...。んで意外とまともなことを言う共産党も有りかな?と思ったけど今回もパスで結局自民党の候補者へ投票。
なんか事前投票が前回の1.8倍とかで天気も曇りと投票率がかなり高くなりそうですが、果たして自民党の運命やいかに?
2009年7月11日
「とある魔術の禁書目録18巻」購入
10日発売ということで「とある魔術の禁書目録」の18巻を購入。
ちょうど「ファイトバック・ホンコン」を読み終えたとこでナイスタイミングでした。
んで、電撃文庫の来月発売の新刊は「狼と香辛料12巻」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない4巻」「ソードアート・オンライン2巻」と面白そうな作品が3冊も発売されるので今から凄く楽しみです。
「ファイトバック・ホンコン」読了
ヤングガン・カルナバルの短編集「ファイトバック・ホンコン」を読了。
塵八、弓華、将一のカルナバル後のお話と、毒島、虚、ソニアが主役の短編二作+書き下ろしの短編が一作の合計六話が収録されている短編集でしたが、毒島が何故ハイブリッドの地下に監禁されたのかが分かる「折れた矢」が面白かったです。
もちろんその他の短編も面白いので、このシリーズのファンなら買って損は無いかと思います。
2009年7月 9日
「ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE」読了
第13回スニーカー大賞受賞つながりで「R-15 ようこそ天才学園へ!」の次に読み始めた「ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE」を読了。
スニーカー大賞作ですが「R-15」がちょっといまいちだったのでどうかな?と思って読み始め、ラノベに良くありがちな異能の力を持ったヒロインと異能の力を手に入れた主人公のお話だったけど「夢を見続ける神」や「端末」など面白い設定を上手く活かしていてこっちは結構楽しめました。
終盤では存在しないはずの19体目の「端末」が現れ次巻へ続く、といった感じで終わりましたが、あとがきを読んでみると2巻も出るそうなのでとりあえず2巻は購入決定。
2009年7月 7日
「R-15 ようこそ天才学園へ! 」読了
第13回スニーカー大賞奨励賞受賞作ということで購入していた「R-15 ようこそ天才学園へ!」を読了。
主人公が15歳のポルノ作家という面白い設定の学園物で、その他の登場人物もそれなりにキャラが立っているのですが、上手く活かしきれていないのか読んでいて何かが足りないな~と思っちゃう作品でした。
巻末の宣伝によると2巻も出るようなのですが買うかどうかはまだ未定。
2009年7月 5日
「花守の竜の叙情詩」読了
書店のポップが目に留まって購入した「花守の竜の叙情詩」ですが予想以上に面白かったです。
読む前はラノベで良くありがちな剣と魔法の世界物かな?と思っていましたが読み始めたらどうやら違うみたい。けどまあとりあえず読んでみるかと思いながら読み進めると中盤くらいから面白くなりそのまま一気に読了。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、最後の詩を読み終えたあとは切なくなること間違いなし。
ファンタジー系の切ない物語が好きな人には超オススメです。
この作者さんの作品は読んだ事が無かったけど、「紅牙のルビーウルフ」が7巻まで出ているようなので今度買ってみるか。
2009年7月 4日
「聖剣の刀鍛冶6巻」読了
アクセルワールドの2巻を読み終えたので次は何を読もうかな?と未読の本の山から取り出したのは聖剣の刀鍛冶の6巻で、昼頃から読み始めて日が暮れた頃に読了。
文庫の帯に「怒涛!!!!」と書いてありましたが今巻はまさにその通りの怒涛の展開で、市長さんが何か気づいたようですがその市長さんが大ピンチで、ついでに独立交易都市も大ピンチという展開で次巻へ続くと。
んで、次は何を読むかちょっと悩みましたが、面白そうだったので先日購入した花守の竜の叙情詩に。
2009年7月 3日
アクセルワールド2「紅の暴風姫」読了
ソードアート・オンラインに続いて同じ作者つながりで読み始めたアクセルワールド2巻の「紅の暴風姫」を読了。
純色の六王のうちの二人である赤の王と黄の王が登場し、次巻へ繋がる幾つかの伏線が登場したりと今巻も面白かったです。
巻末の宣伝によるとソードアート・オンラインの2巻が8月10日に、アクセルワールドの3巻も2009年初冬に発売とのこと。
ソードアート・オンラインはあの終わり方でどうなるのかと思っていたら、巻末の宣伝によると2巻はどうやら短編集?
んで、会社帰りに書店へ寄ってみたら夢枕獏の闇狩り師の最新巻「黄石公の犬」を発見したのでそれを購入してからラノベコーナーへ移動して、平積みされていた新刊の中からスニーカー大賞受賞作の「ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE 」と「R-15 ようこそ天才学園へ! 」の2冊と面白そうだった「花守の竜の叙情詩」。それからハードカバーの守り人シリーズ短編集「流れ行く者」の合計5冊を購入。
というか、積んである未読の山を片付けるまで新刊買うのは控えようと思っていたのにまた買ってしまったorz
2009年7月 2日
「ソードアート・オンライン」読了
アクセルワールドと同じくWeb上で連載していた作品を書籍化した「ソードアート・オンライン」1巻を読了。
舞台はVRMMORPG(Virtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game) の中の仮想世界。ゲームのインターフェイスはパッドではなく頭から顔まですっぽり覆うヘッドギアで、ユーザーの脳とゲーム機を直接接続し電脳世界への完全ダイブを実現。という近未来のお話で、ゲームデザイナーの暴走によりこの仮想世界にログインした約1万人のプレイヤーがゲームの世界に閉じ込められ、ゲームの世界からログアウトするには最上階である迷宮の100層目を守護するボスを倒さなくてならないというありがちなストーリーなのですが、読んでみると作者さんはネトゲ大好き人間だったんだろうな~と思わせる内容で凄く楽しめました。
主人公達が閉じ込められた仮想の世界ではプレイヤーが不動産を購入したり、料理や裁縫など非戦闘系のスキルを選んだ職人プレイヤーが登場するなどUOを匂わせたり、ボスキャラを多数のギルドが集まって攻略するEQのRaidを匂わせるシーンがあったりと、この辺のMMOをプレイした経験がある人なら読んでいてニヤリとしちゃうシーンが幾つも有って、なんだか懐かしくなってしまったり。
とりあえずWeb上では続きのお話も掲載されていた?ようなので続きがあるのでしょうが、この終わり方で2巻目がどういう展開となるのか今から楽しみです。
んで、SAOが読み終わったので次の通勤途中の暇つぶしはアクセルワールドの2巻に。
2009年7月 1日
ゼロの使い魔17巻読了
レインの外伝「仄暗き廃坑の底で」も読み終わったので次は何を読もうかな?と積んである本の山の中から抜き出したのはゼロの使い魔の17巻でさっくりと読了。
16巻のあの出来事があったのでどうなるかと思いましたが思っていたほどの急展開は無く、今後の敵が誰なのか示されつつ次回へ続く...と。
まあ、例の娘が新たな虚無の担い手であることは分かりきっていたことで、ということはとある血筋であることも確定でしたが、てっきり遠い血縁かと思っていたらああ来ましたか。
とりあえずまた物語が大きく動きそうなので18巻も楽しみです。
んで、ゼロの使い魔の17巻も読み終えたので、アクセルワールドの2巻にしようかな?と思いましたが、同じ作者の「ソードアート・オンライン」に。
評判が良いので面白いだろうとは思っていましたが、これマジで面白いです。
舞台設定は2022年頃の近未来で、新型ハードの新作VRMMORPG(Virtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game) ソードアート・オンラインの仮想世界を舞台とした物語で、UOやEQ、FFなどMMORPGのプレイ経験がある人なら滅茶苦茶楽しめる作品なので、普段読書をしない人も騙されたと思って読んでみて下さい。