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2008年6月 6日

「〈本の姫〉は謳う」一巻読了

デビュー作である「煌夜祭」が滅茶苦茶面白かったので、多崎礼の第二作目となる「〈本の姫〉は謳う」の一巻と二巻を購入し、一巻はあっという間に読み終わって現在二巻の中盤くらいです。

一巻のあとがきによると、今回は全三巻の予定で書き始めた長編だそうですが、書き終わってみたら三巻では収まりきらず全四巻になるとのこと。物語は全て書き終わっているそうなので三巻と四巻は待たされること無く発売されそうです。

今回のお話は主人公である「アンガス」とタイトルにもなっている「本の姫」を主軸とした現在編と、遠い過去のお話である過去編を交互に読ませるタイプで、この過去編とアンガスの右目と知識の関わりが気になるのですが、二巻中盤ではまだ謎のままとなっています。

一巻の後半でアンガスの右目の秘密が姫によって語られ、最終章でアンガスは生まれ故郷へ向かいますが、続きが気になってしまうと思うので、もし一巻を買おうと思ったらついでに二巻も買っておくことをお薦めします。

投稿者 kenji : 2008年6月 6日 08:43


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