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2006年3月17日
是非直視してください
ノムヒョン大統領が、韓日・日韓協力委員会合同総会への祝賀メッセージとして「韓日両国の友好関係を発展させるには、過去を直視する勇気が必要」と述べたそうですが、これはもしかして、歴史的事実よりも自分の願望である『かくあるべき歴史の物語』を優先する韓国の歴史認識の間違いに気づき、歴史的事実を直視する気になったのでしょうかね?
ちなみに、韓国の歴史研究がどのようになっているかは「諸君!4月号」の総力特集である『「歴史の嘘」を見破る! PART2 韓流「自己絶対正義」の心理構造』を参照されたし。
ちなみに、こんな感じで分かりやすくまとめられています。
- 先方が実証的歴史事実の積み重ねでは説得されるつもりがないということは認識しておかないといけない。
- 日本側の研究者が「資料をご覧になってください」と言うと、韓国側は立ち上がって、「韓国に対する愛情はないのかー!」と怒鳴る(笑)。
- さらに「資料を見てくれ」と言い返すと、「資料はそうだけれど」とブツブツ呟いて、再び「研究者としての良心はあるのかーっ!」と始まるのです。
- 歴史の実証的研究では韓国に勝ち目はないでしょう。事実よりも自分の願望と言うか、「かくあるべき歴史の物語」を優先させるようですから。
- 民族的感情を満足させるストーリーがまずあって、それに都合のいい資料を貼り付けてくるだけなんですね。当然、それ以外の様々な資料を検討していくと、矛盾、欠落、誤読がいっぱい出てくる。
- これは韓国の伝統的な論争の流儀であり、思考パターンなのですね。李朝時代の両班の儒教論争も、みなこれですから。 要するに、「自分が正しい」というところからすべてが始まる。しかし、実はこの「自分が正しい」という命題は実証不可能なんです。 この思想が突出したものが、北朝鮮の主体思想に他なりません。その本質は何かといえば、「自己絶対主義」にほかならない。したがって、何をやろうと、彼らの「正義」は揺らがないのです。
- 「自分が世界の中心にあり、最も道徳的に優れている」とするのが、中華思想です。韓国、北朝鮮、中国、それぞれ独自の中華思想を持っている。そして、この「自己絶対主義」の論理をたどっていくと、彼らの社会構造の根幹をなす「宗族」に行き着く。 「宗族」というのは、文献上で遡れる自分の先祖に連なる一族のことで、要するに「血族」です。彼らの言う「道徳」とは、この宗族の中だけの道徳であり、正義ですから、宗族以外の人間には何をしても構わない。 他の宗族と墓争いをすると、相手の墓を暴き、遺骨から何から全て焼き尽くして、その上に自分の一族の墓を平気で建てる。こうした例が、李朝時代の記録には非常に克明に記されています。
「過去を直視し韓日友好関係の発展を」盧大統領
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=200603171112361
投稿者 kenji : 2006年3月17日 12:48
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