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2006年2月 6日

中国と台湾の対照的な考え

麻生外相が福岡市内の講演で、日本が台湾の教育水準を向上させたと述べたのに対して、中国外務省の孔泉報道局長が「公然と侵略を美化する言論に驚くとともに強烈な憤慨を表明する」と麻生外相の発言を非難した模様。

そして「台湾住民を奴隷のような目に遭わせ、中華民族に深刻な災難をもたらしたのは世界中が知っている事実」「加害国の外交当局最高責任者がこのような言論を発表することは、歴史を歪曲(わいきょく)し、中国人の感情を傷つけるものだ」と日本の台湾統治を激しく批判。

しかし、聯合ニュースの特派員が台湾外交部の呂慶龍スポークスマンに麻生外相の発言に対して聞いてみたところ、日本が台湾を50年の間植民統治下としながら 教育・農業・公共インフラなどを実施したことは事実だとし「したがって私たちは日本外相がなぜそのように言ったのか理由を理解できる」と語ったそうです。

ちなみに、この考えは台湾政府だけではなく、台湾の政界と一般人の反応もこれと大きな違いはないとのこと。

日本の妄言を台湾は「気にしない」(韓国語)
http://www.yonhapnews.co.kr/news/20060206/030000000020060206103406K6.html

Excite エキサイト 翻訳 韓国語翻訳>ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/korean/web/

麻生発言に「強烈な憤慨」 中国外務省が非難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060205-00000139-kyodo-int

日本の台湾統治時代の真実 ~歴史の真実を知るということ~
http://ameblo.jp/lancer1/entry-10008794624.html

投稿者 kenji : 2006年2月 6日 20:15


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