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2006年1月 3日

遺棄化学兵器処理問題、今度はヘリポートを要求

国際相場2~3ドルのシラカバ1本の伐採に100ドルを要求したり、吉林省ハルバ嶺の処理施設にスポーツジムやプールなど豪華施設に加え間取りを2LDKにしろという無茶苦茶な要求を中国政府がしているのは有名な話ですが、今度は予定になかった大規模変電所やヘリポートの建設を要求していることが明らかになった模様。

これらの費用を日本は1円も支払う必要は無かったのに、1999年に当時の村山政権が締結した遺棄化学兵器に関する日中覚書という売国行為のため、日本がソ連や中国製の化学兵器を含む全ての処理費用と処理の過程で起こった事故の補償を行うということになっており、中国の無茶な要求を全て呑んだ場合1兆円を超える血税がむしり取られるとも言われています。

産経新聞の記事によると、吉林省ハルバ嶺はロシアや北朝鮮国境に近い地政学上の要衝らしく、新たに中国が要求してきた大規模変電所とヘリポートを軍事転用することは明白で、日本政府は今春にも現地調査を行うとのこと。

ちなみに、2005年11月に自民、公明、民主三党の議員団が吉林省ハルバ嶺の現地視察を行う予定でしたが中国政府の要請で中止になっており、今回も中国政府が中止を要請してくる可能性もありますが、与党はこれを問題視しているようなので、是非とも雪解け後の現地視察を実行してほしいものです。

遺棄兵器処理 中国、予定外の要求 大型変電所ヘリポート 軍事転用狙う?
http://www.sankei.co.jp/news/morning/03iti001.htm

アジアの真実:中国・化学兵器処理問題
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/cat_50003727.html

遺棄化学兵器視察、中国が中止を要請
http://kensbar.net/archives/2005/11/post_435.html

投稿者 kenji : 2006年1月 3日 08:41


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