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2005年12月21日

黄教授、新たな疑惑浮上

黄教授のES細胞研究に関して新たな疑惑が浮上。新たに判明した疑惑はES細胞作成の成功率で、黄教授は論文で185個の卵子から11個のES細胞を作成したはずが、黄教授チームに提供された卵子の総数は1200個で、論文のために提供した卵子の数は900個にのぼることが、盧聖一ミズメディ病院理事長の記者会見で明らかになった模様。

盧理事長は、使用した卵子の数が論文の通りなら「残り約700個はどこに使ったのか」と述べており、ES細胞の写真を捏造しただけでなく、細胞作成の成功率まで偽造していた疑いが濃厚で、このことに対して黄教授がどのような反論をするか注目されています。

いよいよ明日、黄教授の疑惑を調査しているソウル大学調査委員会の中間発表が行われますが、この調子では新たな捏造疑惑が浮上するかもしれませんね。

提供卵子は計1200個 成功率データ偽造の可能性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051221-00000001-kyodo-int

投稿者 kenji : 2005年12月21日 17:01


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