« ファーム | メイン | きついけど面白い »

2005年12月20日

民主党、党内対立激化?

前原代表の『中国脅威論』に対して「先制攻撃はしないというのが中国の方針だ」と反論していた鳩山幹事長が、都内での講演で「私は脅威だと思っていない」と再び反論を展開した模様。

鳩山氏は中国の軍事力について「(中国の)基本的な軍事力の行使は防衛。そのことを信頼すれば必ずしも脅威と呼ぶべき状態ではない」と述べ「民主党としては中国が現実的な脅威だと断定しない方がいいのではないか」と前原代表と正反対の持論を展開しましたが、これは先日の記者会見で中国の秦剛外務省副報道局長が前原代表の『中国脅威論』に対して述べた「中国は歴史上、他国を侵略したり、他国の領土で殺人・放火をしたことはない」に通じるものがありますね。

鳩山幹事長「中国 脅威でない」 前原代表へ反論、対立鮮明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000004-san-pol

中国を共産党政権が牛耳ってから現在まで、中国は何度も隣国と戦火を交え周辺地域を侵略し、現在進行形で日本の領土である尖閣諸島と沖縄を狙い、日本のEEZ内の海洋資源を根こそぎ盗掘しようとしていますが、そんな国を信頼しろと言われてもそれはちょっと無理がありすぎではないでしょうか?

民主党内では前原代表の『中国脅威論』に対して批判の声も有りますが、「よくあそこまで言った」と評価する声も少なくないそうです。そういえば、来年の通常国会でネットを使った選挙活動の解禁を含む公職選挙法の改正案が提出される動きが有って、法が改正されれば今回の前原代表の発言は間違いなく追い風になると思いますが、特定アジアの悪行を知り尽くしているネットと選挙が深く関わるようになるとしたら、特定アジアとズブズブな政治家と袂を分けないと民主党の支持率は今のままかもしれませんね。

アジアの真実:中国は歴史上一度も他国を侵略したことはない ~嘲笑に値するその発言~
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/50265278.html

ネット選挙運動解禁へ自民、公選法改正目指す
http://www.sankei.co.jp/news/051215/sei077.htm

民主党、分裂間近か?
http://kensbar.net/archives/2005/12/post_492.html

投稿者 kenji : 2005年12月20日 12:45


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kensbar.net/mt/mt-tb.cgi/802

このリストは、次のエントリーを参照しています: 民主党、党内対立激化?:

» 「鳩山幹事長」ご乱心? from 時事ブログ「グースの勿忘草」
鳩山幹事長「中国 脅威でない」 前原代表へ反論、対立鮮明  民主党の前原誠司代表による「中国脅威」論について、鳩山由紀夫幹事長は十九日、都内での講演で「... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年12月21日 01:04