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2005年12月 3日

兵器数は減るも負担金額は変わらず

遺棄化学兵器処理事業の期限が2007年から5年間延長されて2012年に延長され、中国政府が200万発という根拠の無い数字で主張していた遺棄化学兵器の数が『最多40万発』に下方修正される模様。しかし、当初の試算では約730億円だったが中国の主張で約973億円に値上げされた吉林省ハルバ嶺の回収・建設費は約973億円のままで、プールやスポーツ施設付きで間取り2LDKの要員宿舎の豪華仕様は変わっていないようです。ちなみに、日本は既に約485億円を遺棄化学兵器の処理に投じていますが、ほとんど成果は出ていません。日本政府は総費用が約2000億円になると試算しているようですが、遺棄化学兵器問題を打ち出の小槌としか思っていない中国政府の無茶な主張をどうにかしない限り、本当に1兆円を超える血税が垂れ流されそうで怖いですね。

遺棄化学兵器 中国、処理進めず 「期限延長」内情は不透明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051203-00000002-san-int

旧日本軍の遺棄化学兵器、共同処理機構設立で日中合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051203-00000101-yom-pol

アジアの真実:中国・化学兵器処理問題
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/cat_50003727.html

投稿者 kenji : 2005年12月 3日 09:07


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